帯状疱疹(帯状ヘルペス)とは?
帯状疱疹とは帯状に水疱と強い神経痛が出現する病気です。
発症すると適切に治療しても強い痛みが数カ月以上続くことがあります(詳しくはコチラ)。
免疫力低下で発症しやすく50歳以上で発症頻度が急上昇します(左図参照)
2017年4月から50歳以上の方で予防接種可能に
帯状疱疹は一旦かかってしまうと適切に治療しても痛みなどの後遺症を長く残すことがありますので、予防接種をするにこしたことはありません。予防接種は発症を完全に予防はできませんが、発症のリスクを下げ、発症しても症状や後に残るひどい神経痛をなるべく軽くできるというメリットがあります。
予防接種を受けられない人
発熱している人・水痘ワクチンでアレルギーが出た人・妊娠中の人・病気や薬で免疫機能が明らかに下がっている人。一か月以内に生ワクチン(BCG・ポリオ・風疹・麻疹・おたふくかぜ)の予防接種を受けている人。一週間以内に不活化ワクチン(三種混合・二種混合・日本脳炎・インフルエンザ・肺炎球菌)の予防接種を受けている人は接種を受けることができません。詳しくは医療機関で聞いてみましょう。
接種費用・接種頻度・過去に帯状疱疹になった人は接種する?
接種費用は自費です(6500円税込)。接種頻度は十分なデータがありませんが当院では5年に一度を勧めています。また過去に帯状疱疹になった人は基本的に接種不要ですが、当院では罹患後15年以上経過していればオススメすることにしています。