女性の脱毛症について
保険診療予約を取って受診してください
女性の脱毛症は、加齢だけでなく、ホルモンバランスの乱れや栄養状態、生活習慣など多くの要因によって起こります。抜け毛をおこす全身疾患が隠れていることもあり、検査が必要になることも多くあります。当クリニックでは、日本皮膚科学会皮膚科専門医がすべての年代の女性に対応し、専門的な検査と診断で最適な治療法をご提案いたします。必ず保険診療の予約を取って受診してください。
こんなお悩みに
- 髪のボリュームが減ってきて不安に感じる
- 髪の分け目が広がり、地肌が目立つようになった
- 抜け毛が増え、シャンプー後の排水口に大量の髪が残る
- 髪質が細くなり、全体的に薄毛が進行している
- 額や生え際の髪が後退し、髪型に制約を感じている
- 産後の抜け毛が気になるが、いつ改善するか分からない
- ストレスやホルモンバランスの乱れが原因で抜け毛が続いている
- 女性でもAGAかもしれないと感じ、専門的な治療を受けたい
代表的な脱毛症
びまん性脱毛症
加齢やストレス、生活習慣の乱れにより、髪全体が薄くなる脱毛症です。30代後半から増え始める女性ホルモンの減少も主な原因とされています。びまん性脱毛症は、頭皮全体のボリュームが減少し、地肌が目立つのが特徴です。
FAGA(女性男性型脱毛症)
DHT(男性ホルモン)の影響で発症する脱毛症で、頭頂部や生え際が薄くなるのが特徴です。適切な治療で進行を抑えることができます。FAGAには、「ミノキシジル外用剤」や「サプリメント」などの治療法があります。(ミノキシジル外用剤やサプリメントは自費診療です)
その他の脱毛症
産後のホルモンバランスの変化による脱毛や、頭皮への物理的ダメージによる脱毛症、全身疾患や円形脱毛など、多くの脱毛をきたす疾患を鑑別し、それぞれに必要な治療を行います。場合によっては高次医療機関へご紹介します。
当院の治療方針
まず正確な診断と保険診療
脱毛症はあらゆる原因で起こり得ます。大切なのは正確な診断です。保険診療が必要な病態ならばそれを最優先で治療します。
ミノキシジル外用剤
加齢による脱毛やFAGAには、ミノキシジル外用剤が有効です。血管拡張作用により頭皮の血流を改善し、発毛を促進します。治療効果を最大限に引き出すため、専門医が適切な使い方を指導いたします。女性用ミノキシジル外用剤治療費用は一ヶ月で5000円(税込)です。
サプリメントやプラセンタ治療
体全体の健康状態が髪に影響します。特に40代以降ではエストロゲンの減少が進行して代謝が下がりやすく、鉄や亜鉛、ビタミンなどの栄養が足りなくなっている場合もあります。必要に応じて髪の成長に必要な成分を補給するためのサプリメントや全身のアンチエイジングであるプラセンタ治療をご紹介することがあります。
治療までの流れ
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- 女性の脱毛症は多くの場合全身状態のチェックが必要になります。保険診療の予約を取って受診してください。
治療費用
診断によって治療費用は異なります。保険診療はお支払い方法は現金のみとなりますのでご注意ください。女性用ミノキシジル外用剤は一ヶ月5000円(税込)です。
よくあるご質問
女性の脱毛症は保険で治療できますか?
びまん性脱毛症や円形脱毛症などは保険治療の対象となる場合があります。当クリニックでは、まず正確な診断を行い、保険適用の可否を判断します。
ミノキシジル外用剤の副作用はありますか?
一部の患者様に、かゆみや赤みなどの副作用が出ることがあります。使用中に気になる症状が出た場合は、すぐにご相談ください。当クリニックでは、専門医が丁寧にサポートいたします。
脱毛症の治療期間はどれくらいですか?
治療の種類や症状の進行度によりますが、一般的には長期間の継続治療が必要です。治療の経過を日本皮膚科学会専門医が必要時に確認し、最適なケアを提供します。
更年期の脱毛症にも対応していますか?
はい、更年期によるホルモンバランスの乱れからくる脱毛症にも対応しております。栄養状態やホルモンの変化に合わせた治療法をご提案いたします。
受診するにはどうすればいいですか?
女性の抜け毛の悩みは保険診療で対応しなければならない場合が多いので通常の保険診療の予約を取って保険証を持って受診してください。