Patchtest ハイドロキノンの
かぶれチェック

ハイドロキノンは最強の美白剤です。シミ治療に使えれば強い味方になりますが、残念ながらかぶれる方が一定数おられます。かぶれると逆に塗った所にシミができますので逆効果。かぶれチェック(パッチテスト)をきちんと行って治療を成功に導きましょう。

1 病院でパッチテスターを貼り付けます
テストに使うシール(パッチテスター)を利き腕では無い方の二の腕(上腕の内側)に貼ります。①にハイドロキノン ②にワセリンが塗ってあります。貼り付けたら48時間(まる二日)貼りっぱなしです。上から防水シートを貼りますが水に濡れたり多量の汗をかくと剥がれやすくなるので注意してください。
2 48時間後(貼ってから2日後)に自分で剥がします
防水シートとシールを剥がしてください。 薬が残っていたら優しくティッシュで拭き取ってください。 白いシートが貼り付いていた部分が押されて少し凹んでいるのでそこに油性マジックで印を付けてください。
3 72時間後(剥がした翌日)に自己判定をします
油性マジックで印をつけた皮膚の状態を観察します ①ハイドロキノンと②ワセリンを比べて、①だけが赤くなっていたらハイドロキノンは使用できません。

パッチテストの注意点

パッチテスターの糊にかぶれて全体が赤くなる場合があります。その場合でもステップ2(印をつける)まで済ませて、翌日のステップ3(自己判定)までお待ち下さい。
まれに激しく反応して強い赤み痒みが出る方がおられます。その場合は早めに保険診療予約を取って受診してください。
シールを貼り付けているところが痒くて我慢出来ないときは上から軽く叩くなどして剥がさずに頑張りましょう。
どうしても痒くて我慢出来ないときには剥がして再度検査にチャレンジしましょう。