顔の赤みは正しい診断から
顔の赤みには様々な種類があります。酒さやニキビの赤みなど保険診療の適応で、美容的な施術よりも保険診療が効果的な場合も多くあります。まずは正確な診断が一番。日本皮膚科学会認定専門医の診断を受けるところから治療を始めましょう。
代表的な赤み
酒さ
酒さは慢性的な皮膚疾患で、紫外線やストレス、アルコールなどが症状を悪化させます。頬や鼻に赤みが広がり、毛細血管が浮き出てくるため、専門的な診断と治療が求められます。保険診療から治療を始めましょう。
ニキビ
ニキビやニキビ跡の赤みです。10代から30代に多い病態ですが、それ以降でも見られることがあります。ひどくなると凸凹を残すことがあるので早めの治療がおすすめです。保険診療から治療を始めましょう。漢方薬も効果的です。
加齢による赤み
40代以降は肌のバリア機能が低下し、毛細血管が浮き出て赤みが目立つことが増えます。乾燥やホルモンバランスの乱れも一因です。全身のアンチエイジングや局所の美容皮膚科施術がおすすめです。
こんなお悩みに
- 顔全体の赤みが気になる
- ニキビ跡の赤みが消えない
- 加齢による肌の赤みが目立ってきた
- 酒さによる頬や鼻の赤みが広がっている
- 肌が敏感で、外用薬やセルフケアでは改善しない
- 紫外線を浴びると顔の赤みがひどくなる
- 乾燥が原因で赤みが生じている
- メイクで赤みを隠すのが難しい
当院での主な治療
保険診療
当院では日本皮膚科学会認定専門医が毎日保険診療を行っています。赤みの悩みは保険診療が優先される場合が多いのでまず保険診療予約を取って受診することをおすすめしています。特に膿んだニキビが多数出ている方は保険診療が優先です。
ノーリス(IPL)
次世代IPLノーリスは冷却装置が不要なIPL治療機器です。冷却せずに施術を行えるため、赤みには特に高い効果が得られます。皮脂分泌やアクネ菌抑制効果もあり、オススメの治療法です。
ケミカルピーリング
古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促進するケミカルピーリングは、ニキビ跡の赤みやくすみの改善に効果的です。敏感肌にも対応しており、継続的な使用で肌のキメが整い、ワントーン明るい肌へ導きます。
ケアシスS
ケアシスSは、針を使わずに美容成分を肌の奥深くまで浸透させる、エレクトロポレーション技術を活用した最新の美肌治療です。サリチル酸ピーリングやダーマペンとの併用でニキビ肌や加齢による皮膚の改善に効果的です。
プラセンタ治療
プラセンタ治療は、胎盤から抽出された成分を使用する美容・健康法です。主に肌の再生や美白、免疫力向上、疲労回復などの効果が期待できます。特に加齢による赤みの悩みに効果的です。当院では注射や医療機関専用のサプリメントを使用しています。
ドクターズコスメ
クリニックでの施術だけでなく日頃のホームケアも大切です。当院ではそれぞれの患者様のニーズに合わせて医療機関専用のドクターズコスメを使用しています。赤みや毛穴肌の悩みには特にアゼライン酸配合のクリームやコンシーラーが、アンチエイジングにはトレチノインを使用した製剤などがおすすめです。カウンセリング時にご相談ください。
施術までの流れ
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保険診療予約を取って
受診してください - 赤みの治療はまず正確な診断が必須です。また、多くの場合に保険診療が優先となります。膿んだニキビが出ている方は保険診療で膿んだニキビのコントロールをするのが優先です。保険診療の予約を取って受診してください。
よくあるご質問
Q1. 治療後すぐに赤みが改善されますか?
A1. 治療法やどういう病態かによって大きく個人差があります。保険診療の対象となる病気では比較的早く効果が得られますが、ニキビ跡の赤みや加齢による赤みなどはどの治療でも数ヶ月以上は治療が必要です。根気強く進めていきましょう。
Q2. ノーリス(IPL)治療は痛みを伴いますか?
ノーリスは大きなエネルギーを皮膚に与える治療なのでゴムで弾かれるような痛みがあります。痛みが気にならない方もおられますが当院では麻酔クリームを併用される方がほとんどです。
Q3. 施術後、メイクはいつからできますか?
施術の種類によりますが、ケミカルピーリングやケアシスS、ノーリスなどでは術後すぐにメイクができます。ただし、肌に負担をかけないよう、ナチュラルメイクを心がけましょう。
Q4. 敏感肌でもケミカルピーリングは受けられますか?
カウンセリング時に日本皮膚科学会皮膚科専門医がチェックを行います。ピーリング施術当日も変わったことが有るようなら必ず診察を行いますので安心して施術を受けられます。
Q5. 赤みが再発することはありますか?
A5. 肌の状態や生活習慣によっては再発の可能性があります。アフターケアを徹底することで予防していきましょう。
Q6. 酒さの治療に保険は適用されますか?
A6. 酒さ治療には保険が適用されます。ただしノーリス(IPL)などの美容施術は保険診療外となります。